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Internet Infrastructure Review(IIR)Vol.31
2016年6月13日
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目次

3.7 Let's Encrypt

Let's Encryptは、サーバの証明書を無償で自動発行するプロジェクトです。発行できる証明書の種類は、ドメイン認証(DV:DOmain Validation)のみで、企業認証(OV:OrganizationValidation)やEV(Extended Validation)認証の証明書は発行できません。現時点では、ワイルドカード証明書は発行できません。複数のサーバ名がある場合は、DV証明書をサーバ名の数だけ発行してもらうか、代替名(SAN:Subject AlternativeName)を利用するとよいでしょう。Let's Encryptが提供するコマンド群は、IETFが標準化を進めているACME(AutomaticCertificate Management Environment)というプロトコルを実装しています。Let's Encryptについては、「IIR Vol.30、1.4.2 Let's Encryptプロジェクトと証明書自動発行のためのACMEプロトコル」も参考にしてください。

3.技術トレンド

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