コラム|Column

2025年10月、「セキュリティデイズ 2025 秋(Security Days Fall 2025)」が開催されます。毎年3月と10月に開催されるサイバーセキュリティの専門イベントで、毎回多くの企業や参加者で賑わいます。専門家や企業担当者によるセミナーをはじめ、イベントならではの多彩なプログラムが特徴です。

今回は開催のたびに注目を集める「セキュリティデイズ」の特徴や魅力について紹介します。記事後半にはセキュリティデイズでも取り上げられる機会の多いサイバー脅威の解説もしていますので、セキュリティデイズの参加前の知識のおさらいにもご活用ください。

セキュリティデイズ 2025(Security Days Fall 2025)とは?

セキュリティデイズ 2025(Security Days Fall 2025)は株式会社ナノオプト・メディアが運営する、サイバーセキュリティ関連の展示会及び講演会型の専門イベントです。事前の来場者登録を行えば気軽に入場や講演会観覧ができます。まずは、セキュリティデイズの特徴・魅力を紹介します。

サイバーセキュリティ業界の最新情報が集まる国内最大級の専門イベント

セキュリティデイズは2013年の第一回開催以降、徐々にイベント規模を拡大してきました。当初年一回の開催でしたが、2016年以降は年2回の開催が恒例となっています。開催する都市も東京・大阪の2都市に加えて、名古屋・福岡も加えた4都市開催になりました。

また、イベント規模とともに来場者数も増加しており、直近の「セキュリティデイズ 2025年 春」の来場者数は東京・大阪・名古屋の3都市で約2万人に上っています。セキュリティ専門イベントとしては国内最大級の盛況ぶりです。

展示会・講演会の出展企業が自社のサービス・知名度向上を狙える一方で、一般来場者は最新のサイバーセキュリティの脅威動向と対策が学べる絶好の機会となっています。さらには双方のコミュニケーションの場としても活用できるため、情報交換・ビジネスチャンスにつながることも。

楽しく学べる多彩な講演プログラム

セキュリティデイズの特徴の一つが、各会場・各日程で実施される多彩な講演会です。企業の担当者や専門家によるセミナーは、クローズドな場でしか得られない専門的な内容ばかりで好評を博しています。各会場・各日程で20~30もの講演会が実施され、人気の講演は開催前に参加申込多数により締め切られる場合もあります。

なお、IIJは「セキュリティデイズ 2025年 秋」に出展します。東京・大阪・名古屋の会場にて「国内拠点だけを守っても危ない!急増するグローバルサプライチェーン攻撃を防ぐための3つの解決策」と題した講演を実施予定です。まもなく募集締め切りになりそうな枠もありますが(10月上旬現在)、IIJのサービススペシャリストが具体的な情報を盛り込んだ講演を行う予定ですので、お時間あれば奮ってご参加ください。

ビジネスチャンスに繋がる各企業の展示ブース

個性豊かな展示ブースもセキュリティデイズの見どころです。各企業が自社のサービス・ソリューションについて展示・紹介しており、責任者・担当者にサービスについて直接質問できます。講演会とセットで展示ブースを設けている企業も多く、講演会の登壇者とコミュニケーションを取れる機会でもあります。双方で情報交換しつつ、ビジネスチャンスに繋がることも魅力です。

IIJは展示ブースも設置します。セミナーの登壇者を含む、IIJのグローバルセキュリティサービスの担当者がブースに常駐。PRA(Privileged Remote Access)の側面からゼロトラスト構築に役立つ「IIJ Safous」をはじめ、リスク兆候を把握できるアセスメントサービスなどについて紹介します。特に海外向けのセキュリティ対策サービスに特化した展示ブースは、セキュリティデイズの出展社の中でも珍しいため、毎年多くのお客様がIIJのブースに立ち寄っていただきます。IIJのテーマカラーの赤を基調としたブースで今年も皆さまをお待ちしています。

イメージ図

(写真は2024年の出展時)

近年話題となっているITセキュリティの脅威3選

セキュリティデイズの講演内容・展示ブースのテーマが毎回刷新されるように、IT・セキュリティ関連のトレンドは日々変化しています。進化し続けるITセキュリティの脅威に対して、常に情報をアップデートすることが大切です。そこで近年話題となっている代表的な脅威3つを解説します。講演会でも取り上げられる脅威ばかりのため、ぜひセキュリティデイズ参加前のおさらいとしてもご活用ください。

AIを悪用した攻撃

AIを悪用した攻撃は、企業が対策を練るべき脅威の一つです。偽CEOの音声指示によるディープフェイクや自動化による大量のサイバー攻撃など、AIを悪用した事例は数知れず。セキュリティデイズ内の講演でも「生成AIの悪用によるサイバー攻撃」「AI時代のクラウドセキュリティ」などのテーマは多く、セキュリティ業界内でも加速度的に注目が集まっています。

ランサムウェア攻撃

ランサムウェア攻撃とは「企業のシステム・クラウド環境などに侵入し、重要なデータの暗号化・業務停止に追い込み、復号のために身代金(ランサム)を要求する」サイバー攻撃の総称です。近年では個人情報を大量に保有している金融・公的機関、業務停止しにくい病院などを狙った「標的型攻撃」が急増中です。

サプライチェーン攻撃

サプライチェーン攻撃は「社外関係者の多い企業のデータ窃取を目的に、子会社・海外現地法人・委託業者の脆弱なネットワークを経由して本社に攻撃をしかける」というものです。近年では製造業や教育機関といったサプライヤーを多数抱える組織の被害が続出しており、サプライチェーン攻撃をきっかけにランサムウェアに感染させる手法で関連する企業全体に被害が拡大する事案が増えています。

なお、IIJのセキュリティデイズの講演や展示ブースでは、グローバルサプライチェーン攻撃に対抗するためのサービス情報やノウハウを提供します。急増する海外拠点を狙ったサプライチェーン攻撃に危機感をお持ちの企業担当者の方、ぜひセキュリティデイズで情報交換いたしましょう。

IIJはセキュリティデイズ 2025(Security Days Fall 2025)に出展します

今回はセキュリティデイズの概要や魅力、そして近年話題になっているサイバー攻撃について紹介しました。セキュリティデイズは初開催から10年以上経つ国内最大規模のITセキュリティのイベントで、多くのセミナー・展示ブースがあり好評を博しています。

IIJはグローバルサプライチェーン攻撃に関する講演やブース出展を通じて、サイバー脅威に対するノウハウや自社サービスの情報を提供する予定です。ブースには担当者が複数人常駐していますので、IIJの海外向け各種サービスの質問などございましたらお気軽にお越しくださいませ。

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