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Internet Infrastructure Review(IIR)Vol.53
2021年12月
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今号は、定期観測「IIJインフラから見たインターネットの傾向~2021年」をはじめ、フォーカス・リサーチ(1)では「マルチテナント環境におけるオーバーレイネットワークの運用現場~IIJ GIOインフラストラクチャー P2 Gen.2」、フォーカス・リサーチ(2)では「カーボンニュートラルに向けたデータセンターの取り組み」、フォーカス・リサーチ(3)では「IIJ BCR取得への道のり~EU GDPR対応、そして その先へ」をご紹介します。

全体(一括)
エクゼクティブサマリ
IIJインフラから見たインターネットの傾向~2021年

インターネットサービスを提供するIIJは、国内でも有数規模のネットワーク・サーバインフラを運用しています。ここでは、その運用によって得られた情報から、この1年間のインターネットの動向について報告します。今回は、BGP経路、DNSクエリ解析、IPv6、モバイルの各視点から変化の傾向を分析しました。またIIJバックボーンにおけるBGP ROV導入後の状況についても解説します。

フォーカス・リサーチ(1)「マルチテナント環境におけるオーバーレイネットワークの運用現場~IIJ GIOインフラストラクチャー P2 Gen.2」

IIJは、IIJ GIOブランドの元で開発・提供してきたパブリック型IaaSとプライベート型IaaSを完全統合し、それぞれの特徴を活かした新しいIaaSを「IIJ GIOインフラストラクチャーP2 Gen.2」として2021年10月1日にリリースしました。
本稿では、ネットワークにフォーカスしてP2 Gen.2のサービス開発・運用現場の理想と現実を紹介します。

フォーカス・リサーチ(2)「カーボンニュートラルに向けたデータセンターの取り組み」

気候変動問題に関する国際的な枠組み「パリ協定」の目標でもある「温室効果ガス(CO2、メタン、N2O、フロン)の排出量をゼロにするカーボンニュートラルを2050年までに達成する」ことを、世界120以上の国/地域が表明しています。日本政府も2020年10月、「2050年のカーボンニュートラル」を宣言しました。更に同年12月に公表したグリーン成長戦略では幅広い産業分野での目標が設定されており、そのうちデータセンターでも具体的な目標が掲げられています。
ここでは、高い省エネ性能を実現したIIJのデータセンターである松江DCP・白井DCCそれぞれの省エネへの取り組みを説明し、最後にカーボンニュートラルを実現するためのデータセンターのリファレンスモデルを紹介します。

フォーカス・リサーチ(3)「IIJ BCR取得への道のり~EU GDPR対応、そしてその先へ」

2021年8月、ドイツ ノルトライン=ヴェストファーレン(NRW)州の監督機関であるLDI-NRWから、待ちに待ったIIJ BCR(Binding Corporate Rules:拘束的企業準則)承認の連絡が来ました。
EUのGDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)施行後にBCRが承認されたのは全世界で18社(2021年8月現在)、そのうちの1社となったのです。GDPRへの対応としてBCRの検討を開始してから早5年、様々なことがありました。ここでは何故IIJはBCR認証取得という方法を選んだのか、取得までにどういうことがあったのか、これからどうするのかについて紹介します。

  • (※)本号で紹介している事項は記事初出時点の情報に基づいたもので、これらはアーカイブとして掲載しています。

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