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Internet Infrastructure Review(IIR)Vol.40
2018年9月
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今号は、定期観測の「ブロードバンドトラフィックレポート −ダウンロード量の増加率は2年連続で減少」をはじめ、「セキュリティ関連文書のレコメンデーション」、「クラウドとKubernetes」の2つのフォーカス・リサーチをご紹介します。

全体(一括)
エクゼクティブサマリ
「ブロードバンドトラフィックレポート −ダウンロード量の増加率は2年連続で減少」

このレポートでは、毎年IIJが運用しているブロードバンド接続サービスのトラフィックを分析して、その結果を報告しています。今回も、利用者の1日のトラフィック量やポート別使用量などを基に、この1年間のトラフィック傾向の変化を報告します。

フォーカス・リサーチ(1)
「セキュリティ関連文書のレコメンデーション」

セキュリティ対応においては、IPアドレスのブラックリストやSCAPなど、定型化されて機械的な処理が容易な情報は、支援システムで広く活用されていますが、画像や自然言語で書かれた文書など、機械的な処理がむずかしい情報の活用には、まだ課題が残されています。そこで、セキュリティ対応において、そのような非定型情報を活用するためのレコメンドシステムのプロトタイプを開発しました。満足のいく結果は得られなかったものの、一定の条件下では活用できるという手応えを掴むことができましたので、ここで実験の内容を紹介します。

フォーカス・リサーチ(2)
「クラウドとKubernetes」

クラウド関連の情報を収集するなかで、dockerやKubernetesといった言葉を聞く機会が増えていると思います。どちらも昨今のコンテナ技術の中核となるものです。ここでは、dockerとKubernetesの機能や役割、IaaSやハイブリッドクラウドにおいてKubernetesを利用する意義を説明したうえで、IIJが構築したIKE(IIJ Container Engine for Kubernetes)を紹介します。

  • (※)本号で紹介している事項は記事初出時点の情報に基づいたもので、これらはアーカイブとして掲載しています。

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