IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービス サービス品質保証制度(SLA)
IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービスは、以下のとおり、サービスの品質を保証します。品質がこれを下回る場合には、ご利用料金の一部を減額します。
なお、サービスの品質保証は、弊社が定める基準によりサービス設備の稼働状況を測定し、その結果を平均化した統計値を根拠として定められます。ご契約いただいた品目の集合、及びご契約いただいた期間内の特定の期間において、品質保証の違背が発生する可能性が完全に排除されることを示唆するものではありません。品質保証の違背が認められた場合、弊社は『IIJインターネットサービス契約約款』の定めに基き、利用料金の減額を行います。
サービスの品質保証、及び保証の限定
IIJインターネットサービス契約約款に基づくIIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービスの品質保証及び保証の限定の詳細について以下のとおり定めます。
品質保証を定めるすべての品目に共通する保証の限定があります。詳しくは、保証の限定をご参照ください。
品目 | 品質保証 | 保証の限定 |
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ご契約いただいた基本サービス(データ転送料(HTTP)/データ転送料(HTTPS))の稼働率が99.9%以上であること
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以下は、サービスの非稼働に含まれません。
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稼働率
稼働率は、以下の数式を用いて計算します。
- 小数点第3位以下は切り捨てます。
- 1回あたりの非稼働時間について、1分未満は切り捨てます。
当該月に、0分30秒の非稼働が個別に10回発生した場合は、月間累計非稼働時間(分)は0(分)です。
当該月に、1分30秒の非稼働が個別に10回発生した場合は、月間累計非稼働時間(分)は10(分)です。 - 当該月の日数に1,440(60分×24時間)を乗じた値です。当該月が契約月であっても、当該日数の起算日は課金開始日に依らず1日です。
保証の限定
保証の限定を、以下のとおり定めます。
- IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービスをご利用されるにあたり使用する通信経路(インターネット並びにそれらを制御する通信機器などを例に含みますが、これらに限定されません)は、明示的に品質保証の対象として定められていない限り、品質保証の対象に含まれません。また、それらの停止、及び性能低下などの事象は、品質保証に何らの効力も持ちません。
- IIJインターネットサービス契約約款に基づく、サービスの利用の制限、中止及び停止の場合には、非稼働に含まれません。
IIJインターネットサービス契約約款において契約者の禁止事項として定められているもののうち、「当社のサービスを直接又は間接に利用する者の当該利用に対し支障を与える態様においてIIJインターネットサービスを利用すること。」には、以下の事例を含みますが、これらに限定されません。
- セキュリティ脆弱性を用いて、弊社のサービス設備への不正アクセス、またはその機能の停止、もしくは低減を試みること
- 専ら大量のトラフィックを発生させることを目的としたハードウェア、またはソフトウェアを用いて、弊社のサービス設備の性能の測定を試みること
- 不可抗力に伴う非稼働
不可抗力は、以下を例に含みますが、これらに限定されません。
- 戦争、内乱、テロリズム、及び暴動などの社会不安
- 地震、津波、噴火、落雷、洪水、降雪、及び落石などの天変地異
- DoS攻撃(Denial of Service attack)などの業務妨害
- 不正アクセス
利用不能にかかる減額
IIJインターネットサービス契約約款に基づく利用不能時の料金減額の詳細は以下のとおりです。
減額の条件 | お申し込み要否 |
必要
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お申し込み方法 |
弊社が定める様式(減額申請書(PDF))
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お申し込み期限 |
当該品質保証の違背が発生した月の翌月15日
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お申し込み内容の審査 |
お申し込みいただいた内容について、弊社にて品質保証の違背の有無を調査します。 品質保証の違背が認められた場合は、下記の減額を行います。 |
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減額の内容 | 減額する額 |
当該品質保証の違背が発生した品目の、当該違背が発生した時点の月額費用の10% (※3)
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減額する対象 | 当該品質保証の違背が発生した品目の、当該違背が発生した月の翌々月の月額費用 |
- オリジンサーバのアクセスログやお客様が保有する機器の通信キャプチャ、お客様が保有する監視システムのログなどを例に含みますが、これらに限定されません。なお、これらを、無条件に当該要件を満たす情報としてご利用になれることを保証するものではありません。
- 弊社より、サービス設備の障害が発生した旨、及びそれに伴いご契約いただいたサービスの稼働に影響が生じた旨をお知らせする通知を、お客様に送付している場合は、これらを、当該要件を満たす情報としてご利用になれる場合があります。
- 当該違背が発生したのち、従量課金による請求金額の変動、当該品目の契約変更、または解約が行われ、「減額する額」が「減額する対象」を上回る場合は、後者を前者の限度額とします。当該品目以外の月額費用を、「減額する対象」とすることはできません。