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IIJのデジタルワークプレース関連サービスを活用し、ビジネス環境の変化に柔軟に対応できるクラウドベースの次世代ITインフラの構築を推進
2020年11月5日
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎)は、総合エネルギーサービスを提供するシナネンホールディングス株式会社(以下、シナネンホールディングス)のIT基盤刷新プロジェクトにおいて、デジタルワークプレースを実現するIIJの各種ネットワークサービスを組み合わせて、柔軟で可用性の高いネットワークインフラを構築いたしました。
同社は、全国の家庭や企業向けにLPガス、石油、電気などエネルギーを供給する重要インフラを担っており、安定的に事業継続する上で、より信頼性の高いITプラットフォームを必要としていました。さらに、2020年開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックに備え、外出先や自宅からでも業務が遂行できるようリモートアクセス環境を整備していましたが、今後より働き方が多様化していく中で、ネットワークやセキュリティの在り方を見直し、ITインフラを整備することが課題でした。
また、オンプレミスで運用していた社内システムのクラウド化によるアウトソースや、複数のベンダーが構築していたインフラ基盤の統合管理など、管理負荷の軽減と運用窓口の一本化という新たなニーズも強くなっていました。
そこで同社は、中期ビジョンに掲げている「競争力の維持・強化を図るため、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、環境変化に対応した基幹システムの高度化」を目指すにあたり、様々なネットワークサービスを運用も含めてクラウド型のマネージドサービスとして提供し、SIにも実績のあるIIJをパートナーとして選定しました。
クラウド型のリモートアクセスサービス「IIJ GIOリモートアクセスサービス」を利用することで、新型コロナウイルス感染症拡大でテレワークが急増し、オンライン会議によるトラフィックが増加した際にも、クラウド側で接続数を増強することで、緊急事態宣言下においても企業活動に影響を与えることなく事業を継続していました。
社内ネットワークを経由せずに、社外からIIJの基盤を介してインターネットやMicrosoft 365へ直接アクセスできるよう経路変更を予定しています。これによりお客様のネットワークへの負荷を軽減します。また、将来的なトラフィック増を見据え、十分な回線帯域を確保したクラウド型のインターネットゲートウェイへ移行し、グループ会社や事業所など拠点間のネットワークの切替えをクラウド側がハブとなって制御できるよう、企業ネットワーク全体の構成を再設計する予定です。
IIJは、デジタルワークプレースを推進する上で必要なコンポーネントをサービスで提供しており、豊富にあるサービス群から必要な機能を選択し、クラウド上でネットワークの構成を設計していくことが可能です。同社の場合、Active Directory(AD)、ファイルサーバ、DHCPサーバをはじめ、オンプレミスや各クラウドに分散している様々なアプリケーションサーバをIIJのクラウドへ移行し、監視・運用窓口を一本化する予定です。また、セキュリティ強化とユーザの利便性を両立させるため、PCやサーバなど端末のセキュリティ対策として資産管理サービスの導入や、各種サービスに1つのIDでログインできる仕組み(SSO:シングルサインオン)のクラウド化も検討しています。
関連サービス
IIJでは今後とも、ビジネス環境の変化に柔軟に対応できる安心・安全なネットワークサービスやソリューションの提供を通じて、お客様のデジタルワークプレース推進を支援してまいります。
導入事例
デジタルワークプレースに関するオンラインイベント「IIJデジタルワークプレー スDay」を2020年11月5日(木)14:00より開催します。
イベントの詳細については、以下サイトをご覧ください。
株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム
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