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IIJ Omnibusサービスの機能を拡充し、Office 365などSaaSの通信経路制御をクラウド上で実現
2019年7月3日
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、コード番号:3774 東証第一部)は、クラウド型のSD-WANサービス「IIJ Omnibusサービス」の機能を拡充し、Office 365等のクラウドサービス(SaaS)への通信をIIJ Omnibusのサービス基盤上で自動的に経路制御する「IIJクラウドプロキシサービス」を、本日より提供開始いたします。
本サービスは、Office 365を始めとするSaaSへのWebアクセスによるトラフィックを、クラウド上にあるIIJ独自開発のプロキシサーバがお客様のポリシーに沿って適切に経路制御するサービスです。お客様はプロキシ機器の運用保守やライセンス管理のコストをかけずに、月額のクラウドサービスとしてご利用いただけます。通信経路の振り分けルールが簡単に設定できるWeb管理画面や、Office 365などの特定SaaSの宛先URLがテンプレートとして提供されるため、運用管理者の負荷を大幅に軽減することが可能です。
IIJでは本サービスを、企業ネットワークに必要な機能をクラウド上で実装する「IIJ Omnibusサービス」の新たな機能として組み込み、SD-WANサービスの一つとしてお客様に提供いたします。
本サービスの特徴は以下のとおりです。
Webアクセスのトラフィックを最適な経路に自動で振り分けることで、ファイアウォールやプロキシ、Webフィルタリングサーバなどインターネットゲートウェイ機器の負荷を軽減できます。月額のクラウドサービスで提供するため、アセットレス、ライセンス管理不要でお使いいただけます。
Office 365は、サーバ構成の変更が頻繁にあり、接続先のアドレス情報(FQDN)が更新されるたびに設定変更する必要があります。本サービスでは、Office 365のアドレス情報を自動的に取得し、IIJ独自の宛先リストテンプレートとして提供されます。企業のOffice 365利用では必要でないアドレスの除外も自動更新されるため、管理者の負荷を軽減します。
分かりやすい管理画面上で複数の振り分けルールを設定・編集することが可能です。それぞれのルールに優先順位を付けすることで、細やかなコントロールを可能とします。
IIJクラウドプロキシサービスは、Microsoft Azure、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Google Cloud Platform(GCP)といったマルチクラウドとの閉域接続サービスなどと組み合わせることで、クラウド利用におけるネットワーク課題を解決し、効率的なクラウドサービスの使い分けを実現します
IIJでは今後も、ネットワーククラウドのサービスラインアップを拡充し、お客様のネットワークにおける課題を解決してまいります。
株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
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