不正接続対策アプライアンスの学校向け専用モデルの新規リリースについて | IIJについて

2015年6月15日
日本シー・エー・ディー株式会社
ネットチャート株式会社

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日本シー・エー・ディー株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：小俣光之、以下日本CAD）とネットチャート株式会社（本社：神奈川県横浜市　代表取締役：楠本和弘、以下ネットチャート）は、日本CADの不正接続検知/排除システム「IntraGuardian（イントラガーディアン）」シリーズの新たなラインナップとして、学校向けの専用モデル「IntraGuardian for School」を発売開始することを発表いたします。2015年7月1日より受注を開始し、総販売元のネットチャートを通じて出荷を開始します。
メーカ希望小売価格は、198,000円（税別）を予定しています。

「IntraGuardian」シリーズは、管理外のタブレットやスマートデバイス、私物ノートPCなどのいわゆる「持ち込み端末」が、無許可で社内ネットワークへ接続される"不正接続"を防止するためのアプライアンス（特定機能に特化した製品）です。新モデルでは、教育機関向けに機能を拡張し、同時に2つのネットワークセグメントをサポートします。これにより、例えば教職員用ネットワークと、授業で使用する生徒向けネットワークに分けるような場合でも、本製品1台でカバーすることが可能です。従来は、複数セグメントが必要な場合、複数台導入するか、VLANモデルの「IntraGuardian2+EX」を導入する必要がありましたが、今回の機能拡張により導入コストを大幅に抑えることができます。
また、セキュリティ上、教職員用のネットワークと生徒用のネットワークが物理的に分離されているような教育機関では、教員が教職員用ネットワークに接続したPCで作成した教育用コンテンツを、生徒用ネットワークのサーバにアップロードする際、これまではPCのつなぎ替えや、ファイアウォールを経由してのアクセスが必要でした。本製品では、両方のネットワークで不正端末の接続を防ぐと同時に、教職員用ネットワークから生徒用ネットワークに向けた一方通行のファイアウォール機能を実装しているため、高価なファイアウォールやL3スイッチが不要となります。
さらに、管理画面も学校向けに専用に開発されているため、ネットワークの専門知識がない教育機関のお客様でも容易に設定を行うことが可能です。

IntraGuardian for Schoolの主な仕様について

主な機能

検知機能	未登録のPCなどを不正接続端末として検知し、即座に管理者宛てに警告メールを送信。
排除機能	不正接続端末の通信をピンポイントで自動的にブロック。
無線LAN経由の接続に対応	暗号化未設定やWEP暗号化キーの解読など、不正に無線LANアクセスポイントを経由した通信に対しても効果を発揮。
一方通行ファイアウォール機能	教職員用ネットワークから生徒用ネットワークへのみ本製品を経由してのネットワーク接続を可能とし、生徒用ネットワークからは教職員用ネットワークへ接続できない機能。
トランスペアレントプロクシ機能	生徒用ネットワークにアンチウィルス用のプロキシサーバがある場合、教職員用ネットワークから生徒用ネットワークを経由してインターネットへ接続する際に、Webアクセスを強制的にアンチウィルスサーバ経由にする機能。
パトライト®連携機能	パトライト®社のNHシリーズに対してSNMPで信号を送り、不正接続を検出したときに警告ランプを光らせる機能。

特長

簡単設定、つなぐだけ: 専門知識が不要。簡単な設定ですぐに利用可能。
Webブラウザから利用できるシンプルな管理画面で、直観的な操作性を実現。
高い費用対効果: 同等製品の中でも最低価格を実現。不正端末接続防止だけでなく、内部ファイアウォール機能も実装。
高信頼のハードウェア: 信頼性の高い国産ハードウェアを使用。故障の原因となりやすいハードディスクや冷却ファンなどの稼働部品を搭載しておらず、故障が発生しにくく長期間の安定稼働を実現。
コンパクトでありながら、適用温度範囲も広く様々な場所へ設置可能。

IntraGuardian for School仕様

型番	IG2-03PL-SC
登録端末数	1台のIntraGuardian for Schoolについて40,000台／セグメント
対応ネットワーク	クラスB相当（16ビット） 2セグメント
電源及び消費電力	AC100V 50/60Hz 4.5W
使用温度範囲	-20～60℃（ただし、結露なきこと）
外形サイズ	81.0mm(W) x 137.0mm(D) x 28.7mm(H)