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となりの情シス Special 情シスにとって有益な情報を!――IIJ 情シスBoost-up Project(Jboost)に寄せる想い

IIJ.news Vol.183 August 2024

「IIJ 情シスBoost-up Project(Jboost)」では、情シスの皆さまの日々の活動や組織運営のヒントとなる情報を提供しています。プロダクトの紹介や宣伝ではない、現場で奮闘している方にとって有益な情報発信を目指して、独自の調査レポート、イベント情報、オンラインコンテンツなどを紹介しています。

IIJ情シス BOOST UP PROJECT

“Jboostチーム”はこんな人たち!

情報システム部門(情シス)の実態に迫り、そこで働く人たちの“ホンネ”をお届けしている「IIJ 情シスBoost-up Project(Jboost)」。

まずはJboostの企画・運営に携わっているメンバーを紹介します!

株式会社インターネットイニシアティブ

IIJ サービスプロダクト推進本部
コミュニケーションデザイン室
シニアプログラムマネジャー

向平 友治

10年以上にわたり複数企業でIT関連製品やサービスのB2Bマーケティングに従事。IIJでは、「IIJ 情シスBoost-up Project」の企画運営に加え、企業内人材による新規事業創出のプログラム設計、インキュベーション活動などを兼務。近年は、企業変革とイノベーション、デジタルトランスフォーメーションに関する学術研究や論文執筆も行なう。経営学修士(MBA)

株式会社インターネットイニシアティブ

IIJ サービスプロダクト推進本部
コミュニケーションデザイン室

金子 仁美

新卒でIIJに入社。9年間のソリューション営業職を経て、プロモーション部に異動。その後、SaaS企業に転じ、マーケティング、技術ブランディングに従事。2022年、IIJに再入社し、「IIJ 情シスBoost-up Project」の企画運営と併せて、企業内インキュベーション施策を推進中。趣味は、いい酒・いい肴との出会いを楽しむ居酒屋探訪。夢は大型犬を飼うこと。

株式会社インターネットイニシアティブ

IIJ サービスプロダクト推進本部
コミュニケーションデザイン室

鈴木 陽

2022年、オフィス関連機器の商社に入社。中小企業向けのソリューション営業に従事。23年12月、IIJに入社し、「IIJ 情シスBoost-up Project」の企画運営に携わる。趣味は、休日に犬と一緒にドッグカフェやドッグラン巡りをすること。

――Jboostを始めた動機・狙い

向平:
10年以上、B2Bのマーケティングに従事するなかで「単純な広告宣伝に対するネガティブなイメージ」を抱くようになりました。過度に広告を目立たせるWEBサイトなども増えており、WEBや動画コンテンツを視聴中にCMが流れた瞬間、スキップボタンやクローズボタンを探すことが多くなっています。

そうした肌感覚から「広告以外の方法で自社を訴求できないか?」と考えるようになりました。いろいろ検討を重ねて、自社の目線ではなく、お客さまが本当に必要としている情報をお届けすることに注力し、その結果として好感を持っていただく――そんな手法が成立し得るのではないかと思い至り、それをかたちにしたのが「IIJ情シスBoost-up Project(Jboost)」です。

Jboostでは単純な自社の訴求は行なわず、メインターゲットである情シスの皆さまに有益な情報を発信することを目的とし、「どのような情報、コンテンツであれば皆さまに喜んでいただけるか」だけを考えています。そのような想いから実施したイベント後のアンケート結果を見ると、多くの方から「役に立った」との回答をいただいており、当初の目的・狙いは達成できていると感じると同時に、皆さまの温かい声が大きなモチベーションになっています。

――エンジニアへの敬意

金子:
これまでの私のキャリアはエンジニアの方と接する機会が多かったので、活動の根底に「エンジニアへの敬意」があります。Jboostはそんな皆さんを応援する取り組みとして、忙しい毎日にちょっとひと息つきながらも、刺激や活力となる“エナジードリンク”のような存在になれればという想いで運営しています。同じ立場の方の取り組みを知って共感したり、有識者の言葉にハッと気づかされたり、明日からまた一歩踏み出してみようと感じてもらえるような情報をお届けしていきたいです。

――「明日からも頑張ろう!」と思ってもらえる情報

鈴木:
私は『エンタープライズIT[COLUMNS]』に掲載されているコラムの作成をメインで担当しており、イベントにご参加いただくことがむずかしい方やイベントの内容を確認したい方に向けてイベントレポートを公開しています。Jboostの活動を通して、情シスの方に「こういう情報が欲しかった」「業務のヒントを得られた」「明日からも頑張ろう!」などと思っていただける情報を発信していきたいです。
  1. https://ent.iij.ad.jp/category/jboost/

――情シスのプレゼンス向上

向平:
コロナ禍の前後で大きく変わったのは「企業運営におけるITへの依存度」だと思います。もちろんコロナ禍前もITはなくてはならないものでしたが、コロナ禍を機に重要度が正しく再認識されました。結果として情シス部門のプレゼンスが上がったとおっしゃる方が増えました。加えて、普段の業務運営、業務効率化のためのITだけでなく、「競争力を強化するためにITに投資する」という経営側の期待も高まっているという話もよく聞きます。多くの企業が、ITやデジタル技術による競争力の強化を図っており、情シス部門に対しても競争力強化に資するIT投資の起案が求められるようになっています。

――オフラインの接点・情報交換の場を

金子:
コロナ禍を機に各社のデジタル化・DX推進が急速に進むなか、IT部門の存在感やIT部門への期待は高まっています。その一方で情シスは、これまでの“守り”から“攻め”へと業務スタイルの転換を求められ、とまどいを感じている……という声も聞こえてきます。Jboostの活動もこれまではオンラインがメインで、オフラインの接点はなかなか持てなかったため、他社の情シスの方と直接、情報交換したいという要望が増えています。今後はさまざまなかたちの“接点”を増やしていきたいと思っています。

――コンテンツ企画や調査項目の決め方

鈴木:
まず各施策の担当者を決めて、担当者が検討したアイデアをJboostチーム内でブラッシュアップしています。企画を検討する際には、調査レポートやイベント後のアンケートを参考にしています。皆さまのリアルな声が、企画を検討する際に有益な情報になっています。

――やり甲斐

金子:
Jboostのイベントにより多くの方にお越しいただいたり、一度だけでなく複数のイベントにご参加いただけると、やり甲斐を感じます。また、イベント後のアンケートで「勇気をもらえた」「自身のマインドを変えていきたいと思った」といった声をいただくと、「皆さんが行動を起こすキッカケになっているんだな」と感じることができ、嬉しく思います。

――他社との交流の場を

鈴木:
オフラインで実施した「情シス部門のためのDXリーダー育成ワークショップ」は、当初の見込みより多くの方にお申し込みいただき、想定を上回る嬉しい結果となりました。コロナ禍でオンラインイベントが普及し、オフラインイベントの参加へのハードルが高くなっていると感じていましたが、参加してくださった皆さまの声からは、他社との交流を求めている情シスの方が多くいらっしゃるんだな、と実感できました。

――チャレンジしたいこと

金子:
「視野を広げるために他社のことを知りたい」という方が多いので、情シスの皆さん同士がつながるキッカケとなるような企画を検討していきたいです。そんな自由に交流できる機会を作ることに加え、「異なる業種における常識」が、自分の業種にとっては意外に新鮮だったり、参考になったりすることも多いようなので、業態や業種を超えたベストプラクティスも紹介していきたいです。

――温めている(妄想してる?)企画

向平:
これまではオンラインの施策が中心だったので、今後は対面による比較的大規模なイベントを開催したいです。そうしたイベントを通じて、参加者同士のあいだにネットワークができ、情シスの皆さまの役に立つプラットフォームのようなものを創りたい! と妄想しています(笑)。

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となりの情シス


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