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Internet Infrastructure Review(IIR)Vol.42
2019年3月
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今号は、定期観測の「SOCレポート」をはじめ、「ディープラーニングを用いたログ解析による悪性通信の検出」、「大規模メールシステムの設計」の2つのフォーカス・リサーチをご紹介します。

全体(一括)
エクゼクティブサマリ
「定期観測レポート SOCレポート」

IIJでは、SOCで観測したセキュリティの脅威情報を「wizSafe Security Signal」を通してブログ形式でタイムリーに発信しています。本レポートでは、昨年同ブログで報告した内容の中から、情報分析基盤を活用して明らかになった特筆すべき活動について取り上げます。

フォーカス・リサーチ(1)「ディープラーニングを用いたログ解析による悪性通信の検出」

本レポートは、IIJのセキュリティエンジニアが、国際的なセキュリティカンファレンス「Black Hat Europe 2018」で「Deep Impact: Recognizing Unknown Malicious Activities from Zero Knowledge」というタイトルで発表した内容を再構成したものです。
マルウェア感染及びExploit Kitの悪性通信を、一般的なファイアウォールやWebプロキシサーバの膨大なログから検出する手法を紹介します。

フォーカス・リサーチ(2)「大規模メールシステムの設計」

IIJが2006年10月に提供を開始したメールゲートウェイサービス「IIJセキュアMXサービス」のシステムを、2017年4月に全面リニューアル しました。ここでは、新しいメールシステムの特に配送系の設計について、見直しの経緯と共に紹介します。

  • (※)本号で紹介している事項は記事初出時点の情報に基づいたもので、これらはアーカイブとして掲載しています。

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