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Internet Infrastructure Review(IIR)Vol.39
2018年6月
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今号は、定期観測の「メッセージングテクノロジー なりすましメール対策としてのDMARCの普及」をはじめ、「RSAアルゴリズム鍵生成モジュールの実装問題(ROCA)」、「大規模メールシステムにおけるメールの不正送信対策について」の2つのフォーカス・リサーチをご紹介します。

全体(一括)
エクゼクティブサマリ
「メッセージングテクノロジー なりすましメール対策としてのDMARCの普及」

迷惑メールを中心としたメールの動向と、迷惑メール対策に関係する技術動向について報告します。技術動向では、送信ドメイン認証技術の解説や普及状況を報告します。

フォーカス・リサーチ(1)
「RSAアルゴリズム鍵生成モジュールの実装問題(ROCA)」

ROCAと呼ばれるRSA暗号アルゴリズムの鍵生成モジュールの実装不備に絡み、プログラムもしくは設計の不具合により、暗号が想定していた安全性を確保できていない事例や、そのような脆弱性を引き起こす要因の分析、更には研究結果が及ぼす今後の影響について報告します。

フォーカス・リサーチ(2)
「大規模メールシステムにおけるメールの不正送信対策について」

IIJが提供している数百万規模のサービスプロバイダ向け大規模メールシステムの構築や、その運用で蓄積した不正利用対策について紹介しています。

  • (※)本号で紹介している事項は記事初出時点の情報に基づいたもので、これらはアーカイブとして掲載しています。

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